2009サイヤング賞_グレインキー_リンスカム 

 2009年、11月。

 MLB2009、サイヤング賞が発表された。

 アリーグは、カンザスシティー・ロイヤルズのザック・グレインキーが初受賞。ナリーグは、サンフランシスコ・ジャイアンツのティム・リンスカムが2年連続2度目の受賞。

 グレインキーは、33試合、16勝8敗、防御率2.16、229回1/3イニング、242奪三振。最優秀防御率。投球内容が抜群に良かった、打撃チームならもっと勝ち星が増えただろうと思われている。イニング以上の奪三振。
 最多勝19勝の3人の投手を抑えての受賞。
 16勝での受賞は、アリーグでは、1994年のデビット・コーンの16勝と並んで、先発投手としての歴代最少勝利数タイ記録。1994年は、ストライキで短縮シーズン。

 リンスカムは、32試合、15勝8敗、防御率2.48、225回1/3イニング、261奪三振。奪三振王は2年連続。安定感は抜群。昨季よりは、投球内容は良かったとされている。
 投票では、大接戦。リンスカムが1位票11、計100ポイント。2位はセントルイス・カージナルスのクリス・カーペンターで1位票9、計94ポイント。3位は、カージナルスのアダム・ウエインライトで1位票12、計90ポイント。ウエインライトが1位票を多く獲ったが、リンスカムが2、3位票をうまく獲得した。
 15勝の受賞は、ナリーグでは、先発投手としての歴代最少勝利数記録を更新。1994年のグレック・マダックスの16勝を更新した。連続受賞は、ナリーグでは、サンデー・コーファックス、マダックス、ランデー・ジョンソンが達成している。

 2人の受賞投手には、来季は20勝を期待。

 昨季サイヤング賞記事

 2008サイヤング賞_リンスカムとリー

2009ナリーグ_フレッシュな顔ぶれゴールドグラブ賞 

 2009年、11月。

 MLB2009、ナリーグのゴールドグラブ賞が発表された。フレッシュな顔ぶれ。

 投手部門では、18回受賞のグレック・マダックスの引退で、だれが獲得するか注目されたが、今季、リーグ最多勝のセントルイス・カージナルスのアダム・ウェインライトが受賞。もちろん、初受賞。

 日本人選手で期待された、ヒューストン・アストロズの松井稼頭央内野手は選ばれず、二塁手部門は、ロサンゼルス・ドジャーズのオーランド・ハドソンが受賞。ハドソンは、今回選ばれた選手の中では最多の4回目受賞。

 今回、初受賞は、ウェインライトをはじめ、ワシントン・ナショナルズのライアン・ジマーマン三塁手、アストロズのマイケル・ボーン外野手、ドジャーズのマット・ケンプ外野手の4人。

 2回目の受賞選手が3人、3回目の受賞選手が、フィラデルフィア・フィリーズのジミー・ロリンズ遊撃手のみで1人。ロリンズは3年連続の受賞。なんとも、フレッシュな顔ぶれ。

 チーム別では、フィリーズ、ドジャーズ、カージナルスが2名づつ。今季、ポストシーズンに進出したチームは、多いですね。

 ゴールドグラブ賞記事

 イチロー、ハンターが9年連続9度目のゴールドグラブ賞の快挙_マウアーも受賞

イチロー、ハンターが9年連続9度目のゴールドグラブ賞の快挙_マウアーも受賞 

 2009年、11月。

 MLB2009、アリーグのゴールドグラブ賞が発表された。

 外野部門では、シアトル・マリナーズのイチロー外野手、ロサンゼルス・エンゼルスのトリー・ハンターが、9年連続9度目の受賞の快挙。

 外野手部門での9度の受賞は、歴代6位の凄い記録。

 外野手では、12回が最高で、ロベルト・クレメンテ、ウイリー・メイズが受賞。両選手とも、素晴らしい攻走守を兼ね備えたプレイヤーですね。

 外野手で10回受賞が3人で、ケン・グリフィーJR、アンドリュー・ジョーンズ、アル・ケーライン。グリフィーJR、ジョーンズは現役選手ですね。

 アル・ケーラインは、守備の名手で、3000本安打を達成した選手。しかし、達成当時は、DH制初期で、3000本目のヒットをDHで打った。そこで、ちょっとした波紋が起こった。そう、DHなので、守備に着かないで打った安打ということで、差し引くべきとの議論もあったような、…。現在は、そのようなことはない。

 ヤンキースからは、デレク・ジーター、素晴らしい守備で好捕を連発したマーク・テシェーラ。ジー^ター、テシェーラは、MVP得票でも、上位ランクされそう、かなり票を集めそう。

 ミネソタ・ツインズの今季MVP候補の本命、ジョー・マウアーも選ばれた。

 ジョー・マウアーの記事

 ジョー・マウアー_驚異の打率

WS_ヤンキースがV27_松井がMVP 

 2009年、11月。

 MLB2009のワールドシリーズ第6戦は、ニューヨーク・ヤンキースがフィラデルフィア・フィリーズに勝利。4勝2敗で、ワールドシリーズ制覇27回。フィリーズは、1975−76以来のナリーグチームのワールドシリーズ連覇が成しえなかった。

 この日、松井秀喜外野手が3安打1本塁打6打点の大活躍。このシリーズ、13打数8安打3本塁打8打点の活躍で、MVPを獲得。日本人選手のワールドシリーズMVPは初。

 ヤーキースのワールドシリーズ制覇27回は、MLB史上1位。2位、セントルイス・カージナルスの10回を大きく引き離して、断トツの回数。ヤンキースは、黄金時代が何回かあり、そして、連覇の多いチームなので、MLBの王者と言えそう。

 松井外野手は、2打点本塁打、2打点安打、2打点二塁打で、1試合6打点。1試合6打点は、ワー
ルドシリーズ1試合の最多打点タイ記録。1960年、ボビー・リチャードソンが記録して以来。リチャードソンは、その試合で満塁本塁打、2打点安打を放っている。
 中盤以降は、三塁打でサイクルヒットの期待もかかった。
 13打数でのMVP獲得は、1983年のリック・デンプシーと並んで、MLB最少打数でのMVP獲得となった。

 ヤンキースのアンディ・ペティットが、ポストシーズン通算18勝目をあげて、MLB記録を更新。ペティットも、ミスターオクトーバーと言えそう。

 ヤンキースのデレク・ジーターは、「長かった。」と言っている。9シーズンぶりのワールドシリーズ制覇。ヤンキースが、ワールドシリーズを初制覇以降、8年間制覇のなかったのは、チーム史上3位の記録らしい。

WS_アットリーがシリーズ5本塁打の快記録 

 2009年、11月。

 MLB2009のワールドシリーズ第5戦は、フィラデルフィア・フィリーズがニューヨーク・ヤンキースに勝利。チェイス・アットリーの2本塁打と活躍。このシリーズ5本塁打で、あのレジー・ジャクソンのシリーズ5本塁打に並んだ。これで、アットリーは、新しいミスターオクトーバーとなりそう。

 アットリーは、これで、ワールドシリーズ通算で10試合で7本塁打となった。まさに、ワールドシリーズ男と言えそうですね。

 シーズンのワールドシリーズでの本塁打数の記録は、以下のようである。
 
 5本塁打 レジー・ジャクソン(1977年)、チェイス・アットリー(2009年)。
 4本塁打 デューク・スナイダー(1952年、1957年)、ベーブ・ルース(1926年)、ルー・ゲーリッグ(1928年)、ハンク・バウアー(1958年)、ジーン・テネス(1972年)、ウイリー・エイキンス(1980年)、バリー・ボンズ(2002年)

 デューク・スナイダーが、4本塁打を2度達成。勝負強い打者といえそう。
 ジーン・テネスは、その翌年から、オークランド・アスレチックスのワールドシリーズ制覇に貢献。レギュラーシーズンでも、長打を連発。

 ウイリー・エイキンスだけが持っていた、1シリーズで1試合2本塁打を2回記録、この記録にも、アットリーは、並んだ。エイキンスは、1980年にカンザスシテー・ロイヤルズで達成、第1戦、第4戦で、各2本塁打。相手は、なんと、フィリーズ。フィリーズは、この年、ワールドシリーズを初制覇。マイク・シュミッド、リリーフ陣の活躍で勝利したシリーズ。
 
 アットリーの6本塁打目も期待、シリーズの行方は。
 フィリーズの6戦の先発は、ペドロ・マルチネス。ヤンキースも打ち崩せるか。打ち崩せたら、ワールソシリーズの制覇が見えてくるかも。

WSフィリーズ先勝_リーとアットリーが大活躍 

 2009年、10月…。

 MLB2009のワールドシリーズ第1戦は、フィラデルフィア・フィリーズがニューヨーク・ヤンキースに6対1で勝利。クリフ・リーの好投、チェイス・アットリーの2本塁打の活躍、フィリーズが連覇へ幸先よいスタート。

 クリフ・リーが、ワールドシリーズ初登板で完投勝利。9回10奪三振、1失点、自責点0。速球と変化球の絶妙なコントロールで、ヤンキース打線を封じた。ゲームを作ったのは、リーであり、このゲームの最高の貢献者。
 リーは、10奪三振以上、無四球、自責点0は、ワールドシリーズ史上初の快挙。ポストシーズン3試合以上先発した投手の通算防御率は、史上1位となる快挙。

 アットリーは、2打席連続アーチ。先制弾で、ヤンキースのエース、C・C・サバシアを最初に攻略し、チームのムードをあげた。
 左打者のアットリーは、左腕のサバシアから2本塁打。ワールドシリーズで、1試合で、1人の左腕投手から2本塁打した左の打者は、ワールドシリーズ史上2人の快挙。1928年に、ベーブ・ルースが達成して以来の快挙。

 先発のリーもサバシアも、2年前は、クリーブランド・インディアンズで同僚としてレギュラーシーズン、ポストシーズンで活躍。それに、2人とも過去にサイヤンク賞を受賞している。すごい、めぐり合わせ。

 ヤンキースは、今季のポストシーズン、本拠地で初めての負け。デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲスが打たないと、ムードが上がらないのかも。

2009WSはヤンキース対フィリーズ_2度目の対決 

 2009年、10月。

 MLB2009のワールドシリーズは、ニューヨーク・ヤンキース対フィラデルフィア・フィリーズの対決となった。

 リーグ決定戦6戦、ヤンキースは、ロサンゼルス・エンゼルスに逆転勝ち。デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、ジョニー・デーモンなどが活躍。四球でも出塁する、そんな気迫が見れる。
 アンディ・ペティットが勝ち投手となり、ポストシーズン通算16勝となり、アトランタ・ブレーブス黄金時代のジョン・スモルツの15勝を抜いてMLB新記録となった。
 
 この両チームの対決は2度目。1950年に、ヤンキースが4勝でストレート勝ちしている。当時は、ヤンキースは、打撃は、リーグMVPのフィル・リズドー、ヨギ・ベラ、ジョー・ディマジオなど、投手はビック・ラーシー、エド・ロパットなど。フィリーズは、打撃はリッチ・アッシュバーン、リーグ打点王のデル・エニス、投手は、リーグMVPのジム・コンスタンテイ、ロビンロパーツなど。
 このシリーズは、接戦で3試合が1点差のゲーム。しかし、ヤンキースが4試合すべて勝っている。

 今季は、ライアン・ハワードもアレックス・ロドリゲスも、ポストシーズンでは、チャンスにヒットを打ち、絶好調。ワールドシリーズでの、両者の打ち合いを期待したいところ。

 最近のワールドシリーズは、4勝、または、4勝1敗が多く、あまり接戦になったシリーズはない。今季は、接戦を期待したいところ。

 両チームともに、同じようなチーム。予想もつかない…。

 昨年のワールドシリーズ関連

 ==> フィリーズ_ワールドシリーズ2度目の制覇